季節の花に囲まれ心地よい空間が楽しめるレストラン
正統派フレンチに魅了されながらも、敷居が高いフランス料理なのですが、『家庭的な雰囲気でホッとできるスペース』『前菜の盛り付けが美しく、生ハムが絶品!』と気になる口コミを耳にし、常連が後をたたないと噂のその店に、真相を確かめるべく早速足を運びました。
優雅な花と静かな音楽の響きでゆったりとした時間
1993年にオープンしたシェ イノセは、店舗というよりご自宅のような閑静な一軒家の隠れ家的レストラン。友人の家に招待されたような気分で入口のドアを開けると、大輪の花が迎えてくれました。
シェフのご実家で育った花が優雅な感じで飾られているのをはじめ、テーブルごとにかわいらしい花が飾られています。
「きれいな花、絵が飾ってあって、美味しい料理がでてきたら、お客さんは幸せな時間が過ごせると思う」と話してくれた猪瀬シェフ。言葉通り、店内には花の香りと静かな音楽の響きでゆったりとした時間が流れています。
シェ イノセ自家製の生ハムをいただきました
本日は数あるメニューの中から自家製の生ハムをいただきました。
シェ イノセの生ハムは3年ほど前に出会ったという和豚もちぶたから作られています。「関口肉店はいいものを届けてくれます。豚肉の質がよく油の口どけがとても良い」
和豚もちぶたは、猪瀬シェフがつくりだす生ハムととても折り合いがよかったと言います。
「料理の中に自分が存在するか否かはとても大切なこと。
可能な限り自分で作ったものを提供したい」がモットーの猪瀬シェフ。
下処理も含めて3週間かけ完成された生ハムを使った前菜をいただきました。
今まで口にしたことのない生ハム。余計な塩気がなく、やわらかい食感、そして脂身に甘みを感じました。
今まで食べてきた生ハムと全く違う、丁寧につくられた猪瀬シェフこだわりの生ハムを是非召し上がってください。
自家製ロースハムもおすすめです。
ロースハムもランチの前菜でいただけますが、6月ごろには品切れになってしまい、
次のシーズンまで出会えない可能性もあります。